太陽光発電のポイント

住宅用太陽光発電とは

太陽光発電は太陽電池を屋根や庭に取り付け、太陽の光エネルギーで電気を作り、 一般家庭では太陽光パネルで発電した電気をご自身で使用することができ、電力会社から購入している電気を大幅に削減することができます。

さらに、使いきれずに余った電力は、固定価格買取制度という国の法律のもと電力会社が10年間固定価格で買い取ってくれます。

また、災害で停電になった時でも太陽が照っている間であれば電気を使用することができ、環境にやさしく、経済的にも嬉しいシステムです。
さらに、蓄電池を活用することにより、利便性や経済効果も増すことができます。

なぜ今、太陽光発電が注目を浴びているのか?

地球温暖化は今度も進み、排出された温室効果ガスが主因となって引き起こされています。温室効果ガスにはいろいろな種類がありますが、主なものは二酸化炭素です。今世紀末までに、地球の平均気温は最大で6.4℃上昇するのです。

2007年2月に国連「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が発表した報告書で進行する地球温暖化についてこう指摘しました。また、地球温暖化防止京都会議で、日本は2008年から2012年までに温室効果ガス(二酸化炭素など)を6%削減するという目標を決定しています。

その対策のひとつとして、国も推進しているのが太陽光発電なのです。 太陽光発電システムは、二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しない「クリーンな発電技術」で、とても環境にやさしいエネルギーなのです。

太陽光発電2019年問題

2019年問題とは、2009年11月に開始した余剰電力買取制度(10年間は余った電気を高く買い取りますという制度)の固定買取期間10年間が満了する方が出てくる事を指しています。つまり、太陽光発電システムで作った電力を高い単価で売電できる期間が終了してしまうのです。

固定価格買い取り期間終了後の売電価格の想定が、当時は24円kWhだったのに対して、実際には数円/kWh程度に下がる見込みということが懸念されています。

現固定買収期間中と2019年以降の比較

例:売電単価48円で毎月250kw売電しているご家庭の場合

太陽光発電システム導入はまだまだチャンスです

太陽光発電システム設置を考えているけど、タイミングを逃したかな?買取価格も下がってきてるし…と不安を感じる方もいらっしゃいますが、商品の出力がアップしているので、売電単価が下がってもメリットがあります。

太陽光の買取価格が30円でも
モジュールの出力アップで売電量アップしています

同じ屋根サイズで比較

2011年設置の場合
買取価格42円/kWh

3.6kWシステム
(ND-180AA x 20枚)

発電量:3,384kWh/年
(3.6kW x 発電量概算1,000kWh x パワコン変換効率94%)
うち自家消費(40%):1,354kWh
うち売電(60%):2,030kWh


設置システムあたりの売電金額:85,260円/年
(2,030kWh x 42円)※

2017年設置の場合
買取価格30円/kWh

4.4kWシステム
(NU-X22AF x 20枚)

発電量:4,246kWh/年
(4.4kW x 発電量概算1,000kWh x パワコン変換効率96.5%)
うち自家消費(40%):1,354kWh
うち売電(60%):2,892kWh
自家消費が同じなら、その分売電量アップ!


設置システムあたりの売電金額:86,760円/年
(2,892kWh x 30円)※

※モジュールの性能を比較したものであり、日射条件による発電量、及ぶ電力の使用量(自家消費)により、実際の売電金額は異なります。

弊社実績で見比べてみてください

2011年ごろ6kWの太陽光発電システムを導入した場合

※クリックで拡大



28円の買取単価で太陽光発電を導入した場合

※クリックで拡大

28円の買取単価で導入した場合、メーカー保証期間内に、減価償却ができます。
また、売電単価は下がっているのですが、設備投資額も下がっているので、売電単価が下がったからと言って太陽光発電導入にメリットが無くなってしまったわけではありません。



参考までに、国立研究開発法人であるNEDOが公表している設備投資額の適正価格を掲載します。
この価格よりも大きく外れた提案を鵜呑みにしてしまうと、期待した成果が得られなくなってしまうので、適正価格を知った上での導入をご検討ください。

これからは売るよりも、自分で使う時代です

固定買取期間満了後の太陽光発電の活用法

固定買取期間が終了し、「2019年問題」に直面した場合、以下の3つの選択が考えられます。
① 大手電力会社・新電力に余剰電力を安くても売電する
② 蓄電池や電気自動車を設置し、発電した余剰分を貯めて自分で使う
③ 太陽光発電自体をやめる

このうち、注目が集まっているのが②の蓄電池や電気自動車の設置です。

蓄電池や電気自動車の設置

追加の投資は必要でコストがかかってしまうというデメリットがありますが、蓄電池や電気自動車を設置すれば、蓄えた余剰電力を自分で使用でき、自家発電した電力を余すことなく使うことができるのです。

中でも太陽光発電専用のパワーコンディショナー機能を内蔵したハイブリッド蓄電池(ハイブリッドパワーコンディショナー)は、出力抑制された電力もしっかり溜めてくれるのでおすすめです。

ハイブリッド蓄電池は設置することで太陽光発電のパワコンが不要になります。 太陽光発電システムの中でもパワコンディショナーは高価な機器ですが、寿命は概ね10~15年程度です。その交換時期にハイブリッド蓄電池を設置することで、コストを抑えることができます。

また、太陽光のパワコンを経由すると直流から交流へ電力を変換され、その過程での変換ロスが生じます。ハイブリッド蓄電池ではパワーコンディショナーを経由しないので変換ロスが少なく、より効率的に発電した電気を使用することができます。

電気自動車でも、内臓している大型の電池を活用することで、同様の効果を得ることができます。

スマートハウス化が増えてきている

このため、太陽光発電、蓄電池、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)で、自宅がスマートハウスにする家庭が増えてきました。

スマートハウスではこのHEMSと太陽光発電システム、蓄電池を利用し、このように節電に貢献できます。
① 割安な夜間電気料金で蓄電池に充電
② 早朝や夕方は蓄電池から電力を供給
③ 昼間は太陽光から電力を供給
④ 余った分は売電または蓄電池・電気自動車に充電

HEMSを導入することで、エネルギーは可視化になれ、家電全般の各消費エネルギーを自動で計算、制御することができます。

メリット 1

光熱費を大幅ダウン!年間で電気代ゼロにすることも可能!

太陽光発電システムを導入することで、家庭内で使用する光熱費を大きく抑えられるメリットがあります。

しかも太陽光発電とオール電化を組み合わせれば、発電した電気をさらに有効に使え、大幅な光熱費の削減が期待できます。

オール電化住宅+太陽光発電の生活とは、家庭で必要なすべてのエネルギーを電力でまかなうだけでなく、太陽光の力で電力を生み出すことができます。

つまり、太陽光発電で得た電気を有効に使うことで光熱費を大幅に抑えるだけではなく、さらに余った電気を電力会社に売ることまでできる、より家計にやさしい電力といえるのです。

※ご家庭の条件により異なります。

メリット 2

オール電化と組合わせると、更に電気代が安くなる!

オール電化の契約にすると、日中は電力会社から購入する電力単価が高くなり、一方深夜電力は安価になります。

太陽光発電システムを設置することで、昼間の電力は太陽光発電で賄うことができ、高単価の電力の購入を抑えることができます。

太陽光発電とオール電化と蓄電池を組み合わせることで、どの時間帯もおトクに電力を利用できるのです。

メリット 3

発電した電気を使えて、余った電力は売れる!

昼間発電した電気は、まずご家庭の電力として使います。当然、その分の電気代はタダです。

しかも使用しても余った電気は電力会社に売ることが可能。面倒な手続きや作業は一切不要です。 毎月、電力会社より売った分の電気代がお客様の口座に入金されます。

夜間は発電できないため、電力会社から買電(電気を購入)します。その際、夜間の電気代を安くする時間帯別電灯契約を利用すれば、さらに効率的に電気代を節約することができます。

実際の太陽光投資効果実績報告書を公開します

※クリックで拡大

メリット 4

家族の省エネ・環境に対する意識も高まります!

電力モニターで電気の使用状況がリアルタイムで分かるので、ご家族で月々の目標に向けて頑張れたり、自然と電気の話題も増え、結果的に電気代が節約できたという方も多くいらっしゃいます。

「太陽光発電を設置してから、家族の中で省エネに対する意識が高まりました。」 というご意見を、多くのお客様からいただいております。

メリット 5

災害など万が一の時でも電気を使用することができます!

地震や台風などの災害により、停電になった場合でも、太陽光発電で作った電気を専用のコンセントに差し込むことで、発電した分の電気を使用することができます。
さらに、蓄電池を活用することで、夜間でも電気を使用することができます。

メリット 6

太陽光発電のパネルで、屋根裏温度が快適に!

屋根の上に太陽光パネルを設置すれば、夏場の太陽の光による屋根材の温度上昇を抑えることができます。その結果、屋根の遮熱性能を上げることになり、冷房費を抑えることができたり、住み心地の向上につながります。

デメリット 1

固定買取価格制度の事業認定が取り消されるリスクがある

住宅でも産業でも国の固定買取価格制度(FIT法)に則った買取の仕組みがあります。
法律を遵守した運用をしないことで、固定買取価格制度の事業認定が取り消されるリスクが全くないわけではありません。

デメリット 2

自然災害補障がしっかり対応してくれるか見極める必要がある

太陽光発電には、自然災害による破損が起こるリスクがゼロではないので、災害補障にしっかりと入っておきましょう。

補障対象であれば、万が一の際も修理ができるので問題はありません。しかし、補障に入っていなかった、対応していなかったとなると、修理費の負担だけでなく、修理期間中に十分な発電ができず、収入の減少も考えられます。

そのようなことがないように、必ず補障に入るだけでなく、補障がどこまで対応しているかもチェックしましょう。

住宅用太陽光発電の注意点をご紹介します

住宅用の注意点

太陽光発電パネルの裏に鳥の巣が・・・

太陽光発電パネルと屋根の間に鳥が入り込み、巣を作ってしまうケースもあります。鳥の羽、糞、巣材などが太陽光発電システムの内部に入り込むと、故障の原因となります。

また、アンテナを設置している場合は、必ず支障がない場所に移設しましょう。
アンテナに鳥がとまってパネルの上に糞をしてしまう場合もありますし、そもそもアンテナが陰を落としてしまい、本来太陽光パネルに届くはずの太陽光を遮ってしまい、発電効率も下がってしまいますので、定期的なメンテナンスを心掛けましょう。

そもそも、太陽光発電パネルの故障に気づかない可能性がある

「保障があるから大丈夫」と油断しがちですが、そもそも太陽光発電パネルの故障に気づかないケースもあります。

大規模な自然災害でも起こらない限り、設置している太陽光パネル全てが故障するケースは日常生活においては非常に稀なケースです。 実際には、複数枚あるうちの1枚が故障した場合でも、残りのパネルが発電してくれているので、故障かどうか気づきにくにのです。

気づかなければ、せっかく入った保障も利用できませんので、専門家の手で専用器具を用いて点検してもらうようにしましょう。

メンテナンスせず放置しておくと、最悪の場合火災に至る

「設置工事のときに、実は接続がうまくいっておらずトラブルが生じた」、「知らない間に動物が配線をかじってしまった」
設置前には予期していなかった要因でトラブルを引き起こすケースもあります。最悪の場合、火事に至ってしまうことも・・・。

太陽光発電システム設置は決して安くない投資です。些細なトラブルがきっかけで大きな損失を被らないよう、設置したらそれでおしまいではなく、定期的なメンテナンスを心掛けましょう。

補助金を利用しなかった場合、設置費用報告が必要に

補助金を利用せずに太陽光発電を設置した場合、2017年4月に改正された再生可能エネルギー特別措置法(FIT法)によって、設置費用報告が義務付けられました。

報告がなされなかった場合、固定買取価格制度の事業認定自体が取消となる可能性もありますので、十分に注意しましょう。

太陽光発電システム設置をお考えの方は
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