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太陽光発電ではメリットはない?いえいえ実は今なんです

低圧50kw野立価格の推移

「売電単価が毎年下がり続けているから、太陽光発電って、もうメリットがないんじゃない?」こんなご質問をいただくことがあります。

確かに、24年度から買取価格は少しづつ下がり続けていますが、それだけで太陽光発電にメリットがないと断定するのは尚早です。上記の図を見ていただくとわかる通り、例えば240万円の売電収入を得るには2400万円の設備投資が必要でしたが、28年度では1980万円で同等の売電収入を実現できる方法もあるのです。

売電単価は下がっていますが、当社に相談していただければ、昔よりもメリットを出せるシステムをご提案することが可能です。ご興味のある方は、ぜひご相談ください。

土地活用

農地転用で休耕地、放棄地を太陽光発電所に変える

産業用太陽光発電のメリットは全量買取制度になったことにより、空き地や遊休地といった住宅や事業所等の建物がない場所でも国と電力会社の許可が得られれば、誰でも太陽光発電所を設置することが可能になったことです。

しかし、土地には使用目的が限定される「地目」と呼ばれる制度が存在しています。例えば、「宅地」は住宅や事業所が建築出来る土地のことでありますが、このほかにも田、畑、山林、原野、さらには学校用地、鉄道用地などのように土地の利用が限定されています。

太陽光発電は、地目が田や畑といった「農地」の土地では設置できないことになっています。そのため、耕作放棄地や有休農地といった使われていない農地を別の地目に変更することで、有効利用を目的とした「農地転用」という制度を利用することになります。

しかしながら、日本の食料自給率は世界的にも最低レベルとなっている中、農地は野菜やお米といった農業に利用される土地ですから、その農業が可能となる範囲が確実に減少することになります。農地が他の地目に一旦変更されると、多くの場合は再度田や畑に戻すことは考えにくいことから、農地転用の審査や条件は非常に厳しく転用許可が下りにくいのが現状となっています。

メリット 1

耕作放棄地を有効利用できる!

耕作放棄地とはその名の通り、長い間利用されていなく、数年の間に農作物を作付けされる予定もない田畑や果樹園のことをいいます。

耕作放棄地をそのままにしておくと、周辺にも大きな悪影響を与えてしまう可能性があるのです。例えば、雑草が生い茂り、害虫が増加するなどの問題が発生します。これらの理由から、土地の所有者の責任として、定期的な管理は必要なのですが、そのためのコストや手間は決して少ないものではありません。

もう農地として利用する見込みがない場合、違う用途で活用するのも一つの手です。ただ耕作放棄地をそのままにしておくのではなく、農地転用して太陽光発電システムを設置することで、売電収益などを得ることができます。

メリット 2

多くの発電量が期待できる!

太陽光発電の発電量は、日射量や日照時間によって左右されます。また、周囲の建物などの影がかかるような立地であれば、発電量は低下してしまいます。日光があたらなければ発電量も減り、電力収入も少なくなります。

農作物を育てる目的で作られた田んぼや畑は、日当たりは申し分ありません。農地の周りには大きな建物も少なく、太陽光発電で最も重要な日照についてはある程度有利なため、多くの発電量を期待できます。

また、土地の面積も広いので、住宅や事務所の屋根に太陽光パネルを設置する場合よりも、大規模な太陽光パネルを設置することができます。

メリット 3

ソーラーシェアリングも可能!

ソーラーシェアリングとは、農地で農業と太陽光発電事業を両立させる仕組みです。

太陽光パネルを設置すると、影ができるため農作物が上手く育たないのでは、と懸念されていましたが、最近の研究では太陽光発電システムを設置しても育ちが悪くならないどころか、むしろよく育つ作物まであることがわかっています。

その理由は、植物には光合成に活かせる光の強度に飽和点があり、それ以上、光量が増えても作物の成長に影響を及ぼさないからです。余剰分の太陽光を、太陽光発電システムのほうでエネルギーに変換し、さらに半日陰が適している作物は最近の猛暑から守られ、より育ちやすくなります。

また、太陽光パネルの設置量を増やして遮光率を上げ、ほとんど日陰になっても育つ作物もあります。たとえば、椎茸やキクラゲなどのキノコ類です。他にも、サカキやセンリョウなど、多くの作物が半日陰でもよく育ちます。太陽光パネルの設置方法に工夫して、環境に適した作物を植えれば、ソーラーシェアリングは十分に可能なのです。

デメリット 1

ソーラーシェアリングは通常の太陽光発電システムよりも高額…

農地に太陽光発電所を設置する場合、地表から一定の高さに太陽光パネルなどを設置しなければならないため、一般的な設置設備を使用することができません。

これは、耕作放棄地を農地転用して太陽光発電システムを設置する場合の審査要件によって決められているためです。そのため、通常よりも強固な架台や重量計算などが必要になりますので、設置費用も高くなりがちです。

デメリット 2

ソーラーシェアリングは生産状況の報告義務や延長手続きが必要…

農地転用して太陽光発電システムを設置すると、年に1度、農作物の生産状況を報告する義務が生じます。

また、農地転用の許可は3年間という決まりがあるため、3年毎に農地転用許可の延長手続きを行う必要があります。

一定の条件を満たせば、農地でも一時転用が10年まで認められます。

農地転用が10年まで認められる条件

・担い手が所有している農地、または利用権などを設定している農地で、該当担い手が下部農地で営農を行う場合

・農用地区内を含め荒廃農地を活用する場合

・農用地区以外の第2種農地、または第3種農地を活用する場合

デメリット 3

ソーラーシェアリングは農作物の収穫量が減少する場合も…

農地転用して太陽光パネルを設置した場合、畑への太陽光が減ります。その結果、太陽光が十分に必要な作物の場合、うまく育たなくなってしまう可能性があり、収穫量が減ってしまうケースが考えられます。

ソーラーシェアリングを活用するにしても、日射量に応じた作物を育てるようするなどの工夫して、エネルギー生産と農作物の収穫のバランスについて事前に考えておくことは大切です。

農地転用して産業用太陽光発電の設置に
向いてる土地、向いてない土地があります

産業用太陽光発電の設置に向いている土地について

太陽光発電を設置する場合には、土地選びが重要となってきます。

まず向いている土地を紹介していきます。

所有している土地や工場・倉庫、アパート・マンション等の屋根

所有している土地で遊休地、休耕地、耕作放棄地となっている場所があるのでしたら、太陽光発電システムを設置して有効活用することがおすすめです。

それに、メガソーラーの建設をお考えの場合は、広い土地が必要になります。土地を新たに購入したり借りたりするとなると、初期投資費用として大金が必要です。その費用を抑えられるだけでも所有している土地を利用することをおすすめいたします。

また、太陽光発電システムは更地だけでなく、工場・倉庫、アパート・マンション等の屋根に設置することもできます。工場・倉庫、アパート・マンションを所有しているのであれば、その屋根も有効活用しましょう。

日照量が多い地域

太陽光発電は太陽光エネルギーを電気に変換します。そのため太陽が良くあたる方が効率よく発電ができます。日射量が多ければ、より多くの太陽光を浴びることができるのでその分発電してくれます。

新たに土地を購入したり、借りたりするのであれば、より多く発電する日照量の多い地域を選ぶと有利です。ただし、遠方の場合メンテナンスに費用がかかるので、考慮が必要です。

産業用太陽光発電の設置に向いていない土地について

産業用太陽光発電システムを設置する際に土地を持っていない場合は、土地選びをする必要があります。土地によっては太陽光発電に適さない場合もあるので注意してください。

特に新たに土地を購入・借りる分、余計に費用が掛かるわけですから慎重に検討していきましょう。

大きな影ができる土地

周囲に日光を遮るものがないというのもポイントです。近くに建物や木などが立っていて影が多い場合は、日射量が少なくなり、発電量も少なくなりますので注意が必要です。

隣に大きな建物や木がたくさん生い茂って影ができてしまう場合には、太陽光発電が効率よくできない可能性が高いですので、土地を購入したり借りる場合にはそういう土地はおすすめしません。

電力会社の送電線から遠い土地

太陽光発電で発電した電気は各電力会社の送電線につないで電力会社に買ってもらいます。

産業用の場合広い土地が必要になるので、場合によっては近くに送電線がないこともあります。送電線が遠くにある場合、電柱を立てる必要があり、送電線につなぐ費用は発電する側が支払うようになっているので、コストになります。

造成費用が高い土地

太陽光発電システム設置は高低差があったり、木が生えているような土地は整備をする必要があるので、そのお金がかかります。 ご自身の土地であっても、あまりに造成費がかかる場合には、休遊地や休耕地をご購入いただいた方がメリットがある場合がありますので、検討が必要です。

その費用がかかる分、利益が大幅に減ってしまうことがあるので、そういった土地は産業用太陽光発電システムの設置する場合はより検討が必要です。

積雪地域

雪が多く降る地域では冬の間の発電量がかなり少なくなります。

傾斜角度を調整することで、一定以上積もった雪が重みで自然と落ちるようには設計できると思いますが、それでも晴れの日に影響が出る可能性もあります。また、降り積もる量によっては、モジュールや架台を強化する必要がありますので、強化や高さを付ける分費用が加算されます。

海岸線沿い土地

海岸から2km以内、海が近い地域では、塩害の影響が出るため太陽光発電所の設置には向かないとされてきました。塩分を多く含む潮風の影響で、機器や架台などが劣化しやすくなることから、太陽光発電システムの導入に制限が生じる場合があります。

塩害地域での設置する場合は確実な塩害対策が必要となります。

工場・倉庫・アパート・マンションで産業用太陽光発電の
設置についてご紹介します

工場・倉庫・アパート・マンション等の屋根の活用

今まで用途のなかった工場・倉庫・アパート・マンション等の屋根の余剰スペースが有効に使えます。固定価格買取制度を活用し、20年間固定単価で売電ができ、長期間で安定した収益をあげる事業の場所として活用できるようになります。または作った電気を自家消費することで、電気代が削減できます。

工場・倉庫・アパート・マンションに太陽光発電システムを設置することで、「減税」という税制優遇措置を受けることができます。減税により初年度での全額損金算入、もしくは一定額の税金の控除が認められています。初期投資費用の回収を早めることにもつながります。税金対策を考えている法人、個人事業主の方の節税に寄与します。

屋根の上に太陽光パネルを設置することにより、夏場の太陽の光による屋根材の温度上昇を抑えることができ、工場・倉庫・アパート・マンション内の夏場の温度を下げる効果が期待できます。エアコンの使用量かつ電気代削減へ寄与します。

実際の太陽光投資効果実績報告書を公開します

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土地・工場・倉庫・アパート・マンションを
具体的に活用する方法まとめました

土地・工場・倉庫・アパート・マンションを具体的に活用する方法

土地活用

① 遊休地を有効活用して、固定価格買取制度(FIT制度)を利用し全量売電

② 農地を農地転用し有効活用して、固定価格買取制度(FIT制度)を利用し全量売電

③ 農地に農業をパネルの下で行いながら、農業収入と売電収入も得ることができる

④ 当社に太陽光発電用地として土地を賃貸し、当地の賃貸料をもらう

⑤ 当社に太陽光発電用地として売る

工場・倉庫、アパートマンション等の屋根活用

① 工場、倉庫、アパート・マンション、事務所等の広い屋根を利用し全量売電

② 工場、会社、アパート・マンション等の広い屋根を利用し、自家消費し、活用して、余った電力は電力会社へ20年間固定価格買取制度を利用し売電

もしくは蓄電池を利用して、更に購入電力量を大幅に削減する

土地・工場・倉庫・アパートマンションで太陽光発電の設置を
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